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逆に損をするって本当?購入ノルマが無いウォーターサーバーのメリット・デメリット

逆に損をするって本当?購入ノルマが無いウォーターサーバーのメリット・デメリット

「1カ月に最低○リットル」「○本セットで1カ月分」などのように、購入ノルマが設けられていることも多い「ウォーターサーバー」。これが嫌で、ノルマなしのものを選びたいと考える人も多いのではないでしょうか。

しかし「ノルマがないものの方がいい」とノルマがないウォーターサーバーを選んでも、実際にはノルマありのケースよりも高くついてしまうことも……。その理由について見ていきましょう。

「ノルマなし」は本当に安いのかどうか~ウォーターサーバーのレンタル費用

「ノルマ」という響きは、私たちに重しとなってのしかかってきます。「1カ月に最低でもこれくらいの量を取り寄せなければならない」というのは大きな負担です。家族構成によっては、「そんなに水は飲まない」という人もいるでしょう。

そのような要望を受けてか、現在は「購入ノルマなし」というウォーターサーバーも出ています。ハワイのお水を楽しめるハワイアンウォーター、知名度も高いアクアクララ、キャンペーンもよくやっているアルピナウォーター、富士おいしい水などがそれです。

しかし「ノルマがないから」という理由だけで、ウォーターサーバーを選ぶのは間違いです。

ノルマがないウォーターサーバーの場合、基本的には「ウォーターサーバーのレンタル費用」がかかってくるからです。

たとえばアルピナウォーターの場合は、月額629円がかかります。アクアクララの場合、「ウォーターサーバーレンタル費用」とはしていませんが、「あんしんサポート料」が実質上のそれにあたるでしょう。これの場合、月額1,100円~3,300円程度かかります。

このように「ノルマがないウォーターサーバー」というのは、実際には「その代わりにウォーターサーバーのレンタル費用がかかる」というカラクリがあるのです。

「レンタル費用がかさむから、ノルマのある方がお得」は本当か?

このように考えると、ノルマがあったとしても、ウォーターサーバーのレンタル費用がかからない会社のものを選ぶ方がお得なように思えます。実際水は消費するものですから、払い続けていても自分のものにはならないウォーターサーバーにお金をかけるよりは、飲料として利用できる水の方がよいと考える人がいるのもたしかに納得です。現在はこちらの意見が主流になっていますね。

しかしながらもう一つ考えてほしいのが、「水自体の値段」です。

アルピナウォーターの場合、この「水自体の値段」が非常に安いのです。12リットルで1,242円という価格で販売しており、ほかの会社と比べても200円~300円ほども安いわけです。比較対象によっては、500円ほども変わってくることも!

ここまで安い価格の場合、たとえウォーターサーバーのレンタル費用がかかったとしても、総合的にみて、「ノルマあり」のウォーターサーバーよりも1カ月の利用料金が安くなることもあります。

ただノルマがあるウォーターサーバーの場合は、「ノルマはあるものの、そこまで厳密ではない。お休みも可能」としているところもあります。このため「ノルマがあるから使いにくい」とも言えないのです。

ライフスタイルにあわせた選び方を

「ノルマのあるウォーターサーバーがいいのか、それともノルマがのないウォーターサーバーがいいのか」を一概に言い切ることはできません。

たしかにノルマがないウォーターサーバーの場合、レンタル費用がかかるというデメリットはありますが、「水を余らせなくて済む」というメリットがあるわけです。逆にノルマがあるウォーターサーバーの場合、決まった量の水を購入しなければならないというデメリットはありますが、レンタル費用がかからず「自分が使うもの、飲むもの」だけにお金を払っていればよいというメリットがあります。

大切なのは、ライフスタイルにあわせた形態を選ぶことです。

たとえばひとり暮らしや出張が多い人の場合、レンタル費用が掛かってもノルマのないウォーターサーバーの方が使いやすいでしょう。水を余らせることがありませんし、「飲まなければ」というプレッシャーに悩まされることもありません。

逆に、一家4人家族でよく水を飲むという家庭の場合はノルマがあるものの方がお得です。「長く里帰りをする」という期間だけ配達を止めてもらう、という措置が受けられるウォーターサーバー会社もあるので、このようなところを選べればさらに使いやすくなります。

おわりに

ウォーターサーバーの「ノルマ」はしばしば問題として取り上げられます。「ノルマのある方が結果的にはお得だ」という意見も見受けられますし、これも一面の真実ではありますが、水の料金によっては必ずしもそうとは言えないこともあります。

ウォーターサーバーのノルマは、「あった方がよい・悪い」と言えるものではありません。ライフスタイルによって選び分けることが重要なのです。

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