ウォーターサーバーの失敗しない選び方
市場規模が1,000憶円を超え、オフィスやご家庭に設置される機会も多くなったウォーターサーバーですが、 はじめてレンタル・購入される場合は、何を基準にしてどのウォーターサーバーにすれば良いのか分からないのが本音ではないでしょうか。そんなウォーターサーバー選びで失敗しない方法をご紹介していきます。
失敗しないポイント
目的をもってウォーターサーバーを選ぶ
残留塩素がきつい水道水とは違う「おいしい水」を飲みたい、飲料ではなく料理用としても使いたい。赤ちゃんの授乳用のミルクや離乳食用に使いたい、ダイエットや健康に良いと聞いたのでミネラルウォーターが飲みたいなど・・・色々な目的があると思いますが、ウォーターサーバーを設置する目的を明確にして、目的にあったウォーターサーバーを選んでください。
おいしい水が飲みたい
硬度が30mg /L前後より少なくミネラル成分のバランスが良いものを選ぶ。 ※個人差があるので市販のミネラルウォーターを飲んで、お口に合う硬度やミネラル成分のバランスなどを目安にするとなお良い。
料理用に使用したい
和食がメインであれば軟水。洋食がメインであれば硬水などの、普段食べられる料理によって選ぶ水が変わってきます。また、水の消費量が上がるので、水の値段が安い方が良い。
赤ちゃんに飲ませたい
赤ちゃんの腎機には硬度の高いミネラルウォーターでは負担が大きすぎますので、 ミネラル成分が多くないもの(バナジウムなども含む)を選んでください。妊娠中や授乳中は問題ありません。
ペットの飲み水として使いたい
赤ちゃんと同じく硬度が低い軟水で、ミネラル成分が多くないもの(バナジウムなども含む)を選んでください。
ライフスタイルにあったウォーターサーバーを選ぶ
外出することが多くて家を留守にすることが多い場合や、環境に配慮してウォーターサーバーを利用したいなど、ライフスタイルに合わせてウォーターサーバーを選ぶことも重要です。
家を留守にすることが多い
リターナブル方式(回収)の配送よりもワンウェイ方式(使い捨て)を選ぶ。
環境に配慮して使用したい
省電力型のエコサーバーやリターナブル(回収)方式のガロンボトル(再利用)のウォーターサーバーを選ぶ。 ※使い捨てと言っても資源ごみとして処理ができます。
インテリアにも気を使いたい
色の選択肢が多いものや、おしゃれなデザインのものを選ぶ。
だいたいの相場を知る
お茶やコーヒー、お酒の水割りなど、飲料用だけではなく、料理用にもご使用される場合は、水の消費量が多くなり月額料金も上がってしまいます。まずはどんな用途に利用してどれくらいの月額料金になるか相場を知っておきましょう。
月額料金の目安
(ボトル容量12L/1890円での料金シミュレーション)
ご利用人数 | ご利用者 | ご使用用途 | 水の消費量 | 月額料金 |
---|---|---|---|---|
2人家族 |
ご主人(27歳、会社員) 奥様(25歳、会社員) |
飲料水 | 2本 | 3,780円 |
3人家族 |
ご主人(33歳、会社員) 奥様(29歳、主婦) 娘さん(4歳) |
飲料水 お茶、コーヒー | 3本 | 5,670円 |
4人家族 |
ご主人(33歳、会社員)) 奥様(29歳、主婦) 娘さん(8歳) 息子さん(6歳) |
飲料水 コーヒー、水割り用 | 4本 | 7,560円 |
5人家族 |
ご主人(38歳、会社員) 奥様(33歳、パート勤務) 娘さん(4歳) おじいちゃん(58歳 会社員) おばあちゃん(56歳 主婦) |
飲料水 薬用 | 5本 | 9,450円 |
6人家族 |
ご主人(34歳、会社員)
奥様(33歳、主婦) 息子さん(10歳) 娘さん(7歳) おじいちゃん(64歳 自営業) おばあちゃん(64歳 主婦) |
飲料水 料理用、製氷用 | 7本 | 13,230円 |
※利用本数はあくまで目安本数になります。実際のご利用人数、利用目的に応じて変化します。
ノルマと契約期間を確認する
ノルマとは、ウォーターサーバー会社が設定しているウォーターボトルの購入ノルマになります。サーバーレンタル料を無料にしている場合は購入ノルマがある事が多く、レンタル料が有料の場合は購入ノルマが無い事が多いようです。
また、購入ノルマがある場合でも1カ月程度であれば配送を止めることができる会社もあるので、しっかりと確認してください。 契約期間(拘束期間)は、設定されていないころから最長で2年に設定されているところまで色々です。平均すると1年が目安ですが、契約期間中に解約する場合は、違約金(サーバー引き取り料)を請求されるのでこちらもしっかりと確認してください。
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